かみ砕いて、簡単な用語でご説明いたします。

＜分電盤＞
スイッチがたくさんついている箱全体の事です。各家庭に一つはありますよね。

＜ブレーカー＞
最大容量を超えて使用した場合、火災等を防ぐために自動でシャットダウンしてくれる安全装置のこと。分電盤の中にスイッチがたくさん入っていますよね。とりあえずあのスイッチの事だと思ってもらって良いです。あのスイッチ一つに対して2000Wが最大容量です。

時々こういうトラブルがあります。かくいう私の妻の実家も同じ状態で困られていました。なぜ新築の時にそういう配線にしたのか到底理解できない時がたまに起きてしまい、そういうのを見聞きすると悔しいですね。生活をされる方がどういう風に電気を使うとか想定して配線計画をしてほしいものです。

さて、上記でもご説明したとおり1個のブレーカーは2000Wまでしか電気容量が保ちません。ポットとエアコン合わせて2000Wを超える場合、それぞれ別々のブレーカーに振り分ける事が必要になってきます。

分電盤にブレーカー追加、配線工事が必要です。
１．分電盤に予備の（空いている）ブレーカーがあるか
２．ブレーカーが足せるスペース（余裕）があるか
３．家の構造の調査（※配線しなおせるか、電線を隠すことができるか等）